200万人もの命を奪った壊血病の原因は意外なアレだった??
2021.07.10
ビタミンCの効果について
ビタミンCは別名アスコルビン酸とも呼ばれますが、このビタミンC不足によって大航海時代に多くの船乗りの命を奪った病気がありそれが壊血病といいます。
壊血病は(ここからちょっと怖いです→)全身の肌がそげ落ち、血管がむき出しになり、血が噴き出しながら亡くなっていくという病気です。
なぜビタミンCが不足するとこのようなことが起きるのかというと明確な理由があり、ビタミンCはコラーゲンを合成するという大事な仕事があるからなんです。
私たちが食事から取り入れたタンパク質のほとんどが体の中でコラーゲンという名前のタンパク質になって体の全臓器を作るための材料として使われていきます。
このコラーゲンというたんぱく質を作るためにビタミンCが欠かせないんです。お肌にビタミンCが良いと聞いたことがある方も多いと思いますがこれが理由です。
ビタミンCにはその他40種類も働き方があると言われており
・ストレスと戦う
・免疫力を上げる
・活性酸素と戦うなど多岐に渡って様々な仕事があるということが明らかになっています。
水溶性の栄養素のビタミンCは摂りすぎる心配はあまりありませんので、食事の中に積極的に取り入れていただければと思います。
ビタミンCは多く摂取すると尿から出てしまうのでもったいない。そんな話を聞いたことある方が多いんじゃないでしょうか?
ビタミンCはあふれ出すときに体の中の水銀などの有害金属を捕まえて出て行ってくれるのでビタミンCは溢れるくらい摂るというのが一番おススメなんです。
また、海外では病気の治療にも用いられるほど非常に体にとって大切な栄養素です。意識した生活を送っていただいて足りない分は上手にサプリメントに頼りながら不足しない食生活を心掛けていきましょう。