老化のメカニズム・若返りの対策AGE/食品 老化を止める方法②
2021.07.13
では早速、前頁の続きです
②体の若返り対策
1.若々しい体を作る
寝ても疲れが取れない、体がだるくてすぐに疲れるという方におススメなのが→カルノシンはうなぎや鶏のささみ、マグロやカツオなどの回遊魚に含まれる成分であり
強い抗酸化作用を持ち、AGEを抑える効果があります。老化の原因となる活性酸素を体内から取り除き若々しい肉体を作り維持できると言われています。また、疲れた時に甘いものを食べることで血糖値が上昇し逆に不調になるので注意です。
2.髪に艶を出す
見た目の若々しさは髪に艶があるかどうかでも決まってきます。髪のツヤに関わるのは、細い髪の毛の外側を占める『キューティクル』です。傷んだ髪はキューティクルにAGEが作られてツヤが失われます。紫外線を浴びることでもAGEは生成されますので日ごろから紫外線と食事のAGE対策をすることが髪のツヤの維持に繋がります。また、海藻は髪に良いと言われてきましたが、海藻は髪に特に効果はないというのが答えだそうです。
3.肌のシミ・シワをなくす
肌にAGEができることを「メイラード反応」といいます。AGEが肌を黒くする色素であるメラニンの算出を高めシミを悪化させる原因になります。シミは肌の老化の一種で本書によると、肌の老化の原因は
・食事50% ・お手入れ25% ・生活習慣25%と言われていて、
焼く、揚げるを避け、糖質を抑えた食生活を送る、効果のあるスキンケアコスメを選ぶ、禁煙や紫外線対策をして運動習慣を取り入れる。ことできれいな肌作りに繋がります。
③最強の若返りフード
「体のサビ」を防ぐ抗酸化作用のある食品や老化の元凶となるAGEを防ぐ抗AGEの食品を紹介します。
【肉類】
・豚肉→ビタミンB群が豊富です。特に、強い抗AGE力を持つビタミンB1が多く含まれています。更に全身の糖化を抑制し、アンチエイジングには最適です。疲労回復効果もありますので、疲れた時に食べるのがおススメです。
・牛肉→タンパク質・ビタミンB群を豊富に含み、体内で生成できない必須アミノ酸を多く含んでいます。また、牛のレバーには強い抗AGE作用のあるビタミンB6が多く含まれています。
・鶏肉→疲労回復効果のあるカルノシンが含まれています。また、抗AGEのビタミンB6を多く含んでいるので定期摂取することで、AGEによる体の老化を防ぐことができます。
調理方法はしゃぶしゃぶで食べることでAGEが少なく摂取できます。
【野菜】
・ブロッコリーやカリフラワーなどのアブラナ科の野菜にはスルフォラファンという成分が含まれています。血糖値を下げる働きがありAGEが作られるのを防ぎます。なおブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトには特に多くのスルフォラファンが含まれています。加熱ではなく生のまま和え物やサラダにして食べるのがおススメです。
・トマトに含まれるαリポ酸は抗酸化作用が強く、AGEが溜まるのを防ぎ、体脂肪の増加を抑制します。その他抗酸化作用の高いリコピンや美肌効果の高いビタミンCなど、豊富な栄養素を含んでいるので若さを保つために定期的に摂取していきたいところです。
【果物】
・ベリー類の中でもブルーベリーには、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれており、AGEを減らす効果があります。また、視力回復効果もありスマホやパソコンなど疲れ目に悩んでいる方は積極的に摂取することをおススメします。
・キウイフルーツには高酸化力の強いビタミンC,Eを豊富に含み体のサビから守ってくれます。また、キウイポリフェノールという全身のアンチエイジングや美肌作りに役立つ成分や食物繊維や高血圧防止のカリウムを含む非常に栄養価の高い万能フルーツです。
日々摂取していきたいですね(^^♪